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2012.05.07
つくばの竜巻被害のニュースで、アメリカの竜巻サインを思い出した
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私は、ちょうど都内におらず、雷も雹も気づかなかったのですが、きのうの都内の天気がすごかったみたいですね。
そして、それ以上にひどかったのが、つくば界隈。関東近郊で、これだけの竜巻被害って、あんまり聞いたことがないですよね。
リンク: 【動画有り】茨城県つくば市が受けた竜巻での被害が想像以上にヤバイ・・・|オタク.com.
東日本大震災のときもそうでしたが、こういう被害写真すぐにアップされるのが今ですね。変に被害に対するイメージが出来上がることなく、それぞれの被害状況を知ることができるのは、いいことだと思っています。
リンク: 【現地画像】つくば市に竜巻発生 現地からの写真 - NAVER まとめ.
ということで、動画もアップされてしまうわけです。
これとか、近すぎますよね。撮影者は大丈夫だったんでしょうか。
これらの動画だけでは、竜巻との距離感がわからないのですが、気づいたらとにかく即行動というのは、竜巻も津波も同じです。
リンク: 「竜巻か、茨城・つくば市で中学生死亡」 News i - TBSの動画ニュースサイト.
「竜巻だと言っているうちに、すごい勢いでガラスが割れて、主人の頭直撃」(被害に遭った住民)
こんなものを見ているうちに、竜巻被害先進国(っていう表現があるのかどうか知らないが)であるアメリカで見た看板というかサインのことを思い出したので、書いておこうと思います。
先日、お伝えしたように、4月の半ば、私はミネアポリス郊外の3MのInnovation Centerというところに行っていました。
そして、今思えば、きょうの東京とつくばの天候の関係と全く同じなんですが、真夜中から早朝にかけて、それなりに近いところを竜巻が通過したようで、3M訪問の初日は雹が降る極寒の天候でした。
さすが、アメリカ中北部。やっぱり、ホントに竜巻とかくるんだなあと呑気な気持ちでいました。ところが、施設を歩いていると、こんなサインを発見。
このサインには「SEVERE WEATHER, SHELTER AREA」と書かれていますね。直訳すると、荒天の際のシェルターエリアということになりますが、この絵が既にすべてを物語っていますよね。
要するに、「竜巻がきたら、ここに逃げこみなさい」というサインなわけです。現地で通訳をしてくれた方に、いろいろと聞いてみたのですが、竜巻がきたら、地下でかつ壁が多いところに逃げるのが基本なんだそうで、まさにそういう場所に、このサインは掲げられていました。けっこう至る所にありましたよ。
この3MのInnovation Centerは、天気がよければ、実にいい具合の所です。
とはいえ、こんな油断すると地平線が見えてしまうような場所で、竜巻とかこられたら、どうしたらいいんでしょうね。
ということで、ホントにアメリカでは竜巻は日常なんだなあということをサイン1枚で感じることになりました。日本でも、こういうサインの整備など、考えておくべき課題なんでしょうね。
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投稿:by いしたにまさき 2012 05 07 10:30 AM [3M, 住友スリーエム] | 固定リンク
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