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2012.09.24
ソニーリーダー「PRS-T2」がEvernote連携でWebコンテンツリーダーとしてもアップグレード
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新しいソニーリーダー「PRS-T2」、無事ゲットしました。
無事ってのも、なんだかおかしな話ですが、要するに私はまだiPhone5を入手していないということです。
今回は、なんとなく色を赤にしてみました。なんで赤にしたんだろう?と考えてみると、ソニーリーダーのPC接続のソフトのテーマカラーが「赤」だったということかもしれません。
さっそく、封を開けて、ちょっとびっくりしたのが、質感と軽さ。
これは、きっと塗装のおかげだと思うんですが、手にしてしっくりきます。この手にしたときのしっくり感というのは、安物の手帳とモレスキンなどの高級手帳との違いといえば、通じるでしょうか。
そして、軽さは、いよいよ、新書を文庫を両方カバンに入れるなら、ソニーリーダーの方が軽いかもという領域に入ってきました。
ソニーリーダーは本日発売!この機能で9980円なのはすごい。というか最初からそうしてくれたら画期的だったのに… どっかの画面が小さいなんとか5と違って、たぶん並ばなくても買えるのもいいね。 bit.ly/UwEK10
— Hruhiko Somaさん (@harupiko) 9月 20, 2012
古いソニーリーダーと比較してみると、すべての項目でアップグレードしつつ、これまでのものに家電っぽさが残っていたのと比較すると、情報端末らしいデザインに変化したこともわかるかと思います。
ということで、まずは何はなくとも、セットアップ。
日付と時間を設定してから、USB経由でPCと接続です。
リンク: ソフトウェアダウンロード | 電子書籍リーダー“Reader”(リーダー) | サポート・お問い合わせ | ソニー.
「eBook Transfer for Reader」とは、電子書籍などのコンテンツを、ソニーの電子書籍リーダーへ転送するためのソフトウェアです。
ソフトは、WinもMacも、上記リンクからダウンロードできます。
なんだか、とても安心できる画面です。
さて、ソニーリーダーを買うのは、2台目で、そのときの状況と今ではちょっと状況が違います。
何が違うのかというと、そのときは主にフライト中の時間つぶし用だったわけですが、今回の目的は、実は書籍以外のコンテンツをじっくり読むのに、ソニーリーダーが使えるのではないか?ということなんです。
ということで、今回はソニーリーダーは、なにげに電子書籍販売のコンテンツがとても充実しているのですが!
今回は、ネットのコンテンツをどうソニーリーダーでうまくこと読むか?というのが課題になります。
これは今回のソニーリーダーから、ソニーリーダーとEvernoteが連携しているということが、とにかくいろんなことを気楽にさせてくれるというのが、大きいです。
で、ここ最近一気に読み物として、自分の中で増えてきたものが2つあって、それがメルマガとWebコンテンツなんです。
まあ、要するにやまもといちろうメルマガとcakes(ケイクス)なんですけどね。この2つはEvernote連携を使って、簡単にソニーリーダーに流し込めるはずなんです。
ということで、まずはソニーリーダーでのEvernoteの設定から。
ホーム画面の右下にある「アプリケーション」のメニューをタップすると、「Evernote設定」の画面があります。
ここで、おなじみのログイン画面ですね。
ログインすると、まずEvernote側にソニーリーダー用のノートブックが自動的に作られます。
そのノートブックに保存したノートがEvernote連携で、ソニーリーダーに同期して保存されるというわけです。
もちろん、このダウンロードとアップロードのノートブックは、デフォルト以外のものを選ぶこともできます。
同期中は、象のアイコンの下が回転しています。これはなんかかわいい。
あとは、本棚を切り替えておけば、電源オンで即Evernoteのノートを見ることができます。
Evernoteの設定が終わったので、次はコンテンツの流し込みの部分です。
ということで、まずはメルマガ。
これは、半自動化したいので、まずはIFTTTを使ってみました。
これは、つまりメールに「Reader」というラベルとつけると、それがEvernoteのソニーリーダーと同期する「Reader(TM)」というノートブックに入るというものです。
リンク: IFTTT / Gmail2EN-Reader by masakiishitani.
このノートブックは、さっき設定したように、自動的にソニーリーダーと同期するようになっているので、うまくいくはずでした。
ところが、見た目はいまいちよろしくない。メールから、そのまま流しこむと改行が崩れてしまいますし、同時にテキストも文字サイズが小さすぎました、
ということで、結局新規ノートにコピペして、テキストを24ポイントぐらいにまで大きくすると、ソニーリーダーで読みやすいようになりました。これは、ときどき手作業でやっておくといいかもしれないです。
ここ
で、次はケイクス(cakes)です。これはメールとかなんとかでどうにかなるものではないので、ここで、いよいよEvernote Clearlyの本領発揮です。
さっきのソニーリーダーのEvernoteの設定画面に「Evernote Clearlyで作成されたノートをダウンロードする」というオプションがありました。今度はそこにチェックを入れておきます。
サンプルにさせていただいたのは、@yomoyomo さんの記事。
リンク: ネット×ジャーナリズムの歴史とその最新潮流としてのデータジャーナリズム|yomoyomo|ケイクスカルチャー|cakes(ケイクス).
ブログの黎明期からのブログにおけるコンテンツとコンテナの問題を歴史を踏まえつつ書かれたもので、こういう記事はしっかり頭の中に入れながら読みたいわけです。
ということで、まずはWeb画面。
この画面でEvernote Clearlyを使うとこうなります。そして、この画面がそのままソニーリーダーに自動的に同期されます。
さっきの「Evernote Clearlyで作成されたノートをダウンロードする」というオプションがチェックされていると、実はどのノートブックに入ったものも同期されるので、このオプションは、それぞれの使い方で、加減してみてください。
そして、ソニーリーダー上ではこう表示されます。
Evernote Clearlyのデフォルトのデザインをそのまま使っているのですが、タイトルとか強調とかも、実にうまく入ってくれていますね。
ということで、すでにケイクスの定額課金ユーザーである私は、あとでじっくり読みたい記事であり、がしがしEvernote連携でソニーリーダーに流し、かつ時々ふとしたタイミングで読み直したいものをソニーリーダーに保存しておくことにしました。うひひ、これはいいぞ。
でね!ここまでにやにやと設定してきたわけなのですが、実はソニーリーダーには、実にケイクス向きの仕組みが既にあります。
この「定期購読」という仕組みですね。
聡明なみなさんはもうおわかりですね。そう、私はいちいちEvernote連携なんかを使うことなく、このソニーリーダーの「定期購読」のメニューにケイクスがあればいいんですよ!そうすれば、こんな手間をかける必要なんかないんですよ!
ということで、私どちらの関係者も存じておりますので、なんとかどうにかケイクスのソニーリーダー定期購読メニュー化とか進めてもらえないものでしょうか。
いつでもご協力させていただきますよ!
▼SONY 電子書籍リーダー Wi-Fiモデル Reader レッド PRS-T2/RC
あと、たぶんこの紫色のカバーは買います!
▼Navitech 紫 カバー 合皮 +スクリーン保護フィルム Sony PRS T2 Touch Screen E-reader (2012年8月発売) 専用
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投稿:by いしたにまさき 2012 09 24 10:30 AM [電子書籍,ePub] | 固定リンク
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