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2012.12.12

あたらしい書斎のkindle版が好調、そしてL字机における脳の切り替えスイッチの話




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最近は、カバンばっかり作っている印象の私かもしれませんが、『あたらしい書斎』も、まだまだ好調です。

なにが、好調ってkindle版です。

あたらしい書斎[kindle版]
B009X8GYUK

 リンク: あたらしい書斎 | fmasa105.net /blog.

この本もPDF版が公開されていたり、購入後にKindle版がありその価格がだいぶ安いことに衝撃を受けたり、だんだん変わっていくのだろう。

はい、すいません。いや、謝ることでもないのですが、たしかにこの安さは魅力です。

そして、肝心のあたらしい書斎[kindle版]の読んだ感じですが、そりゃあ写真のレイアウトなどは、紙版の方がはるかにきれいだし、ぼーっと眺めるには、やっぱり紙の方がいいです。

ただ、テキストの読みやすさは、私がiPad miniで読んでいるせいもあるかもしれませんが、とても読みやすいです。ホント、なんだこれ?って感じです。

さて、この「あたらしい書斎」、実に多くの人にレビューや書評を書いてもらっているのですが、みなさんの気持ちに残ったポイントが、はっきりあります。

それは、やはりこの本のメインコンセプトでもある一畳の書斎についてです。

 リンク: [徳力]あたらしい書斎(いしたにまさき)は、自分は書斎なんて持つのは無理、と思う人こそ読んだ方が良い気がします。.

そもそも書斎と聞いた瞬間にお金持ちを想像してしまう私が古い世代の人間なのかもしれませんが、この本にも一畳敷という1畳で書斎を作るケースが出てくるように、あくまで書斎とは「本を読んで学んだり、書き物をしたりするための場所」で、PCの普及により自宅でも勉強や仕事がしやすくなっている今だからこそ、自宅においてどのように自分の場所を作るかというのは、実は多くのビジネスマンにとって非常に重要なテーマだと思います。

幸いなのか、不幸なのかわかりませんが、私は徳力さんが普段使っている机の様子を少し知っています。

徳力さんの机の上には、人は1日にそんなに水を飲むのだろうか?というぐらいに、1リットルの水のペットボトルが並んでいます。いや、それ机じゃなくて、もはやペットボトル置き場だよ!というぐらいの勢いです。

なので、徳力さんは、まずは水の量を考える方が、机を有効に使えると思うのですが、それは冗談としても、徳力さんが、書斎を広く多くの人が考えるべきテーマと思ってくれたのは、感慨深いものがありますね。

さらに、この一畳という空間に果敢にアタックをし続けていたのは、なんのことはなく、担当編集でした(笑)。

 リンク: 自宅の作業スペースを再構築するぞ! :Heartlogic.

しばらく前から、自宅の(書斎と呼ぶには少々気が引ける?)作業スペースの再構築に取り組んでいます。

 リンク: 1畳にスチールラックで作る安上がりな書斎スペース :Heartlogic.

物置化問題をクリアしても、まだL字の机は十分に使いこなせていません。何か始めると延々とやってしまって「切り替え」が効いてないんですね。これについては何かまた工夫が必要なようです。

ということで、ここで私としては、L字机をどう有効に使うのか?という問題に答えなくてはいけないわけですね。

L字の机を使うコツは、まさに「切り替え」にあります。参考として、まさに今この記事を書いている私のL字机の様子をまずは見てください。

▼L字机の長い部分

PC121268.JPG

▼L字机の短い部分

PC121267.JPG

たぶん、私以外の人がみても、この2つの写真の違いはわからないと思うのですが、これはそれぞれのスペースが、フローとストックの関係にあるんです。

L字机の長い部分には、さっき外から戻ってきたカバンが置いてあり、今飲んでいるお茶があります。その後ろにある横型の書類入れは、これから処理する書類です。

そして、L字机の短い部分には、すでに処理をした書類を入れる縦型の書類入れと、普段はあまり使わないオーディオ・アンプとカレンダーなんかは置いてあります。

フローとストックという言い方が伝わりにくければ、使用前・使用後という風に考えてもらってもいいです。

こうしておくことで、L字型のほぼ真ん中に座っている私は、左のL字机の長い部分を見るときは、未来のことを考え、右のL字机の短い部分を見るときは、過去のことを考えているという感じに、脳に切り替えのスイッチが働いているのです。

だから、今気づいたことですが、あまり過去を振り返ることをしない人には、L字机はいらないのかもしれないですね(ホントか?)。

さて、もう1つ。

これが本を書く醍醐味であり、ブログを飽きもせずにやっている理由なんですが、本を読んでブログをはじめてくれた人がいます。

 リンク: ブログをはじめたきっかけは、いしたにまさき氏の「あたらしい書斎」 | IDEAL LIFESTYLE DESIGN.

そしてもうひとつは、ちょうどそんなことを感じていたタイミングで、いしたにまさき氏の「あたらしい書斎」という本に出会ったことです。(もちろんKindle版で購入) 第3章のデジタルとウェブが可能にする「開かれた書斎」というコンセプトに感じるものがあり、まずは自分でもはじめてみようとおもいたったのです。

これ、ホントうれしい。なんでかというと、「ブログを書くといいよ」というのは、あたらしい書斎という本にとっては裏テーマなんです。

ブログの効果については書いていますが、私の本にしてはめずらしく「ブログを書け!」とは言ってないはずです。それでも、ブログをはじめてくれる人がいた、これはうれしいです。これ以上のことなんてないですね。

さてさて!

最後に予告です。というか、プレッシャー(笑)。

この「あたらしい書斎」をきっかけにしてはじまりそうなスピンアウト企画があります。

要するに、この上のすごすぎるツイートから始まった企画が進行中(というか石川さんの推敲待ち)です。

なんとか、年内にはリリースしたいと思っていますので、関係各位よろしくお願いします。

あたらしい書斎[kindle版]
B009X8GYUK

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投稿:by 2012 12 12 10:30 AM [あたらしい書斎] | 固定リンク

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