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2013.03.11

東日本大震災から2年、ネットにできたことできなかったこと、日々気をつけていること




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東日本大震災から、2年です。自分としては、何か目立つことをするという方向ではなく、日々少しでも向上していきたいという気持ちで、この2年を過ごしてきました。

とりあえず、きょうここまで見た中では、ヤフージャパンさんが素敵すぎますね。

震災前後で大きく変わった部分もあるし、そうでない部分もありますが、震災以降なんとなく気をつけていることを、書いておきます。
  • 何を買うか迷ったら、とりあえず東北のものを買う
これは、経済が復興には何よりも大事という視点ですが、1個人にできることって、まずはこれだと思います。なにもむやみに東北のものを消費しようとがんばることってことではなくて、ちょっと気にしておいて、どっちでもいいという選択肢が出たときには、東北のものを選ぶようにするということです。
なお、私の周囲の飲兵衛には、とりあえず日本酒は東北のものを飲んどけって言ってます。

ナガサレール イエタテール
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マンガ家のニコ・ニコルソンさんによる震災が直撃したご実家と、その後の家族の話。特にババルソン(ニコさんのおばあさま)のある意味無双とも言えるやり取りが、震災の衝撃を実感を持って教えてくれます。
しかも、ウェットさは欠片もなく、ゲラゲラ笑いながら、こういう実感を与えてくれるというすごいマンガだと思います。
  • 震災やアラート系におけるツイッターの利用
震災時にツイッターが機能した理由はいろいろとありますが、とにかく最大のものは、みんなが普段から使っていたツールであったことだと思ってます。

そのことは、ツイッター本体でもわかっていて、ライフラインアカウントという形で、サービスそのものが災害に対応していこうというトライアルを始めています。

  • ネット関連で震災当時何が起きていたかの把握
全部把握することなんてできないうのですが、それでも把握し続けようとすることは大事だと思っています。震災から2年ということもあり、関連書籍も多く出ています。

 リンク: 最近出版された3.11関連本のまとめ「Amazonの3.11─電子書籍オリジナル─」「グーグルの72時間」「Googleの72時間」「現代の風景 3・11前後の日本社会」など | きんどるどうでしょう.

最近出たものについては、上記ページでうまくまとめてもらっているので、それを見てもらうとして、個人的にはこれまであまり表に出てくることがなかった「ほしい物リスト」を中心とした震災当時のアマゾンの動きがまとめられたのは、すばらしいことだと思っています。

あと、アマゾンのクラウド系での支援も、どっかでまとめられるべきですね。これは誰かやって欲しい。

  • 震災データのアーカイブ情報の確認

Nスペの震災ビックデータの回でも注目されているように、日本を襲った震災の中で、過去これほどのデータを記録されているものはありません。

もちろんビックデータは、記録されているだけではなく、そこから一般の人にもわかるように可視化され、日々の生活にフィードバックされていくことで、はじめて意味を持ってきます。

  1. リンク: 未来へのキオク.
  2. リンク: Google Japan Blog: 震災遺構デジタルアーカイブプロジェクトを公開します.
  3. リンク: 東日本大震災アーカイブ|Japan Earthquake|ナガサキ・アーカイブ.
  4. リンク: 東日本大震災ビッグデータワークショップ - Project 311 -.
  5. リンク: 東日本大震災から2年。Yahoo! JAPANのビッグデータが語る「あの瞬間」.
グーグルを中心として、様々なデータの可視化、そして未来に向けての資産化の動きが始まっています。データはいつでも参照可能であることに意味があることを、いちばんわかっている会社が、こういうデータを預かってくれていることは、幸せなことだと思います。
  • 今からでも被災地に行った方がいいかな?と聞かれたら、とりあえず物見遊山でもいいので、1回は行っておけと答える
神戸の阪神・淡路大震災からもわかるように、震災からの復興というのは、10年単位で考え、継続していく必要があります。
継続するということは、なにかしらの実感を自分なりの感覚でつかんでいないとできないことです。

私が被災地に行ったのは、震災2ヶ月後のゴールデンウィーク中の一度だけですが、そのときの感覚が、これらの日々の行動のエンジンとなっています。

DSC03780.JPG

だから、まだぜんぜん間に合います。ぜひ一度、被災地に行きましょう。

それが、年に1回がんばるという行動から、復興に向けて蓄積されていくようなことを日々行うというの気持ちのスイッチになるはずです。

その気持ちは、『楽しいみんなの写真』で、震災と写真のことを書いたときから、自分では変わっていないと思っています。

楽しいみんなの写真 -とにかく撮る、flickrで見る。ソーシャルメディア時代の写真の撮り方・楽しみ方
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このスイッチを入れるということだけは、ネットにはどうにも苦手なところですね。とにかく現場を見てくることと比較して、どうにも効率が悪すぎます。

そして、そこが今後のネットの課題なのか、それ以外を加速させることができれば十分だと割り切るか、その答えは2年経っても、まだ出ていません。いや、答えなんてないのかもしれませんね。

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投稿:by 2013 03 11 12:22 PM [オタクが世界を救う] | 固定リンク

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