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2013.08.16

ネット出版部マガジン・LAPIS(ラピス)創刊:電子書籍と時間を巡るノウハウがたくさん詰まっています




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facebookのネット出版部という、まさに有象無象の集まる人たちの中から、1つの電子書籍がマガジンという雑誌の形で生まれました。

この「ネット出版部マガジン LAPIS(ラピス)」という電子書籍が生まれていく過程、私はこのネット出版部というfacebookグループに所属はしているので、なんとなく見ていました。

突然のグループ管理人交代劇後、それなりの紆余曲折を経て、この電子書籍が無事に発売されたことを、個人的には、まずはお祝いしたいわけです。まとめあげた鈴木秀生さん、ご苦労さまでした。

ネット出版部マガジン LAPIS(ラピス)vol.1 旅する電子書籍 (ネット出版部マガジンLAPIS)

この電子書籍の試みとして、まず面白いのが、この電子書籍がそうであるように、単なる電子書籍ではなくて、今をダイレクト出版(主に、Kindle ダイレクト出版=KDP)という電子書籍の黎明期ととらえて、その動きを記録しようというところです。

どのジャンルでもそうですが、黎明期には黎明期にしかないなんとも言えないわくわくとした、無駄に熱量の高い空気が作られます。だから、みんなこの先どうなかもわからないのに、うっかりやってしまうわけです。

今、うっかりという言葉を使いましたが、このうっかりは、決してネガティブな意味ではありません。このうっかりの積み重ねがない限り、未開の地は開拓されていかないわけですから。

しかも、西部劇でもありませんから、うっかりしたところで、死ぬわけじゃないですし、実は金銭的なリスクもほぼありません。問題は、自分の時間をどう使うのか?というところに、基本すべてかかっています。

そのためでしょうか?

いろいろと細かくは書きませんが、この本に登場する人たちは、みなさんがそれぞれに「自分の時間の使い方」について話をしている様に思えます。

さて!

それで、ですね。最初に書いたような「ネット出版部」の経緯もあったので、もちろん最初から買うつもりでいたわけなんですが、なんか主宰の鈴木さんから連絡がきました。

第2特集にて、いしたにさん他三人の方のセルフパブリッシングに役立つ作品を紹介しています。本当に役立ちました。

え!なに!なに!読む!読む!となったわけです。

すると、たしかに入っております。ウェブプロモーションの話ですね。そうです。現状、普通のダイレクト出版の著者が自著の販売に使える武器というのは、前述の時間と、このウェブプロモーションしかないですからね。

ということで、自著宣伝乙。

Amazon Kindleダイレクト出版 完全ガイド 無料ではじめる電子書籍セルフパブリッシング
4844333976

今回の「ネット出版部マガジン LAPIS(ラピス)」に合わせて、主宰の鈴木さんが、こんな記事を書かれています。

 リンク: セルフパブリッッシャーがカミカゼ特攻で散らないために : 本とeBookの公園 ― 21st century Book Story ―.

LAPIS誌面で触れていますが、著者のみならず普通の社会人や学生がセルフパブリッシングを始めています。 意外なことに、懐疑的と思われていた編集者や営業マン、私のようなプラットフォーマー経験者までもが興味を感じて気軽に出版し始めています。先行者のやり方を真似て一度個人出版してしまえば、普通の出版行為になるからでしょう。

ネットで情報やノウハウをシェアできる現代は、一人旅であっても孤独ではありません。

この本がそもそもコミュニティから生まれていることと、なぜ出版される必要があるのか?ということについては、すでに過去の記事で書いています。

 リンク: ログとコミュニティとKDP、EPUB 第25回「セルフパブリッシング狂時代」振り返り:[mi]みたいもん!.

ただし、コミュニティの外に何かを伝えるには、ログとしてのブログがきっかけを生み出しています。

コミュニティって、内部でわいわいするのも楽しいわけですが、内部で楽しいだけじゃあ、早晩そのコミュニティも終わるでしょう。

初期衝動って大事ですが、それを持続可能にするのが大人の仕事なわけで、なんでも変化して受け入れられていくには、時間がかかるわけです。

この記事、気づけば時間の話ばかりしていますが、一応整理しておきます。

  • 著者としての時間
  • 読者の時間
  • コミュニティとしての時間

どれも明確に分けるものでもないし、絡み合っているものですが、時間は有限なので、どう配分していくかが、将来の自分を決めてしまいます。

そんな私自身も、そんなにうまく時間設計できているのかというと、そんなわけないんですけどね…。

なんか、しんみりしてきちゃってアレなんですが、電子書籍を書くという行為は、それなりに孤独な戦いです。

これから、そのジャンルにトライしてみたい人、そこで何が起きているのかを知りたい人、ネットで何かを売りたいと模索している人、そんな人たちには、ぜひ手にとって欲しい一冊です。

マガジンということで、この先「ネット出版部マガジン LAPIS(ラピス)」は、どう展開していくのか?というところが、まだ未知数です。

でも、とりあえず創刊号で、書籍の未来とか、文学賞とか、要するに本の中身について、うだうだするのではなくて、これから「書きたい!」という人たちに向けてノウハウや体験を伝えたいという編集方針がはっきり見えたことは、私としては、この先も読み続けていこうというスイッチになりました。

とにかく、創刊号発売おめでとうございました。

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投稿:by 2013 08 16 03:16 PM [KDP(キンドルダイレクト・パブリッシング)] | 固定リンク

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