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2013.10.21

スペースシャトル・エンデバーの最後のミッションに見るクチコミの種の作り方




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スペースシャトルが2011年に引退したときには、それなりの衝撃を受けたものでしたが、その後スペースシャトルがどうしているかについては、そういえば、ちっとも考えたこともなかったことを、このファイナル・ミッション動画を見て気づきました。

この動画、スペースシャトルの最後のミッションの様子をタイムラプス撮影したものを編集したもの。

 リンク: CNN.co.jp : 米スペースシャトル「エンデバー」、ロス市街地を移動 市民に最後の雄姿.

ロサンゼルス(CNN)- 引退した米スペースシャトル「エンデバー」は12日、「最後のミッション」に向けロサンゼルス国際空港を出発した。エンデバーは、約2日かけて陸路で今後展示されることになるカリフォルニア科学センターに向かう。

でも、この動画公開されたのは、2013年の10月なので、つい最近のこと。スペースシャトル・エンデバーの最後のミッションが行われたのは、2012年の10月なので、実に1年後のことなのですが、それはこういう理由があったからの模様です。

 リンク: スペースシャトル・エンデバー、最後の旅を収めたタイムラプス映像が公開される - Cul-On.

この映像の製作者であるScott Andrews氏らは、のべ500時間に及んだ輸送のほぼ全ての工程に密着し、12台のカメラを用いて計6TB(テラバイト)に及ぶ写真を撮影。およそ1年間をかけてこれらの膨大な数の写真をつなぎ合わせることで、このタイムラプス映像が完成したとのことです。

一体何枚撮影したのかと途方に暮れる感じですが、完成した動画を見ていると、なるほどこれはそれだけの時間と手間を掛ける意味があったのだなあと思えます。

なにしろ、この動画のおかげで、約6分半でスペースシャトルのラストミッションをはしょることなく一気に見ることができるわけですから。

でね、なんか変な予感がしたので、flickrで「Endeavour Space Shuttle」を検索してみたのです。

 リンク: Flickr Search: Endeavour Space Shuttle.

すると、まあこのラストミッションのときの写真が出るわ出るわ。もちろん、その中には、NASA公式「NASA HQ PHOTO」の写真も多数含まれているのですが、それでも、膨大な量です。

いくつかピックアップしてみましょう。

Space Shuttle Endeavour

上の動画でちらっと見えた随伴した2台の飛行機もきれいに写ってますね。

Space Shuttle Endeavor Flyby Moffett Field (Photostitch)

また、輸送のおんぶ飛行機の状態でも、その様子は公開されていたんですね。

Space Shuttle Endeavour

ロス市内に入ったエンデバーの写真もいっぱいあります。

Space Shuttle Endeavour - Final Mission – Los Angeles

この「シャトルの翼に注意」の看板いいですね。

Space Shuttle Endeavour Move (201210130006HQ)

実際に、エンデバー号の翼は、こんなことになっていたわけですね。

Space Shuttle Endeavour, 14 October 2012

これは一度はスペースシャトルに関係ないじゃん!ってスルーしかけた写真。ど真ん中にちゃんと写ってます。

Space Shuttle Endeavour Move (201210120014HQ)

ロス市内のいい写真は、それこそいくらでもありますね。

Space Shuttle Endeavour Move (201210130033HQ)

こういう写真も、ありがちではありますが、かわいいですよね。そして、着ているTシャツが最高です。

Space Shuttle Endeavor

で、これらの写真をぼーっっと眺めていて思うのは、まずはこれだけの量の写真が公開されていること。

そして、それ以上にすごいのは、これだけの量の(実際にはもっと多くの量の)写真が撮影されていることです。

写真がたくさんの人の手によって撮影されるということは、多くの人がスペースシャトルの移動の日程を知っていて、その写真撮影をみんなが楽しんだということです。

ということは、NASAは「撮影許可」みたいなことはうるさく言ってるわけがないんですよ。これは、ロス市民に対するすごいサービスだと思うんですよね。

実際の展示は、以下の場所でされるわけですが、ロス市民には、その前にめいっぱいサービスする。

 リンク: ロサンゼルスで本物のスペースシャトル エンデバーを見てきた!.

エンデバーが展示されているのは、ダウンタウンのエクスポジションパーク内にある『カリフォルニア・サイエンス・センター』。

このスペースシャトルの移動を見た人は、その結果を確認しに展示を見るでしょう。

さらに、当然この先ロス市民は、この街で見たスペースシャトルの話を他の人にいっぱいするだろうし、話のネタになる写真も手元にある。

クチコミの種ってこういう姿勢のことだと思うんです。最初のお客さんにめいっぱいサービスする。これしかない。

マーケティングとか戦略PRとかも大事ですよ。でもね、まずはいちばん根っこのところで、自分たちのお客さんに最大限サービスという姿勢。そういう姿勢にユーザーは敏感です。

ホント、その姿勢を続けることができるかが、クチコミのすべてなんだと、私は思います。

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投稿:by 2013 10 21 10:30 AM [オタクが世界を救う] | 固定リンク

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