トップ > OM-D, E-M5 > OM-D E-M5の新ファームウェアで、M.Zuiko ED 12-40mm F2.8 PROレンズがさらにマクロ最強モードに改変
いしたにまさきの新刊:HONDA、もうひとつのテクノロジー ~インターナビ×ビッグデータ×IoT×震災~ 01 それはメッカコンパスから始まった|Honda、もうひとつのテクノロジー 02 ~インターナビ×GPS×ラウンドアバウト~ 運転する人をサポートすること|Honda、もうひとつのテクノロジー 03 ~インターナビ×災害情報×グッドデザイン大賞~ 通行実績情報マップがライフラインになった日
2014.02.14
OM-D E-M5の新ファームウェアで、M.Zuiko ED 12-40mm F2.8 PROレンズがさらにマクロ最強モードに改変
ツイート
|
|
少し前にですが、OM-D E-M5のファームウェアがアップデートされていました。
CP+2014も始まっているのに、お前は何を言ってるんだと言われそうですが、アップデートされていたんです。
ファームウェアをダウンロードするのではなく、アップデーターを起動して、ファームウェアをインストールするというやり方ですね。
正直、OM-D E-M5のファームウェアがバグフィックス以外でアップされるとは思ってなかったので、このアップデートは最高にうれしいです。
しかも、その内容がいいです。
リンク: オリンパス、OM-D E-M5の新ファームウェア公開 - ISO 100などに対応 | マイナビニュース.
OM-D E-M5のファームウェア Ver2.0は、同日に発表された「OM-D E-M5 PRO レンズキット (エリートブラック)」に搭載されたもの(関連記事)。従来のVer.1.7以前では、もっとも低い感度設定はISO 200までだったが、これを改善した形だ。また、スモールAFターゲット機能により、マクロ撮影などにおいてより細かなピント合わせが可能になる。
リンク: Firmware Update for OLYMPUS DIGITAL CAMERA.
AFターゲット設定に、スモールAFターゲットを追加しました。 低感度側にISO LOW (100相当) を拡張しました。
そう、スモールAFターゲット!
これが、今回のE-M5のファームウェア Ver2.0の目玉です。ここさえ修正されれば、E-M5はまだまだ戦えるデジカメだと思っていたので、このアップデートは何度も言うけど、ホントにうれしい。
ただ、少し問題があるのは、このスモールAFターゲットにする方法が少しわかりにくいこと。
リンク: [002179]カメラのファームウェアをアップデートする方法を教えてください。 (オリンパスデジタルカメラアップデーター使用) | オリンパスイメージング. リンク: E-meister: スモールAFターゲット.
さて、ここからが本題ですが、[・・・]を押した後、すぐにINFOボタンを押しますと、画面左下が黄色い文字や記号が表示されます。 本日ご紹介したいのは下のほうにある[ ]のほう。こちらは左下が黄色くなっているうちにINFOボタンを素早く押します。
上の引用、なに言ってるかわからないと思います(笑)。でも、この通りにやるしかないです。2〜3回やると覚えるのですが、それでも少しわかりにくいです。
さて、このスモールAFターゲット。何がいいのかというと、フォーカスする範囲をこれまでよりもずっと小さくフォーカスができるようになります。
リンク: DUAL FAST AF|ミラーレス一眼カメラ OLYMPUS OM-D E-M1|オリンパス.
AFターゲットサイズを小さくできるスモールAFターゲットを搭載。1点あたりのフォーカスエリア面積を小さくしたAFエリアを選択することができるので、より細かなポイントにピントを合わせることができます。
これ、どういうときに有効かというと、マクロ撮影時です。フォーカスを合わせたいところをピンポイントで狙えるようになるんですよ。
つまりー。私が昨年末に買ったPROレンズにとって、まさに欲しい機能なんです。
▼OLYMPUS マイクロフォーサーズレンズ ED 12-40mm F2.8 ブラック 防塵 防滴 M.ZUIKO ED 12-40mmF2.8PRO
この「M.ZUIKO ED 12-40mmF2.8PRO」は、最短焦点距離が20cmなので、わざわざマクロモードとかにしないでも寄っていけば、そのままマクロになるというすてきなレンズなんですよね。
そこにさらにスモールAFターゲットが加わるわけですから、鬼に金棒状態なんですよ。
これが、そのすばらしいレンズ「M.ZUIKO ED 12-40mmF2.8PRO」。
その箱をM.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZで撮影。
さらに、その箱をレンズを変えて、M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PROで箱を撮影したもの。
ちょっといろいろと条件が揃ってはいませんが、それでも12-40mm F2.8 PROがいかにシャープであるか、そしてレンズの絵が箱から浮き出ている様子も描写していることがわかるかと思います。
ああ、かわいいよ12-40mm F2.8 PROかわいいよ。
つまんないことを言いますが、デジカメってホントベストマッチのレンズを見つけられたときが最高に楽しいですよね。
そして、今回のE-M5のファームウェアには少し理由があるのかな?と思わせるのが、実はE-M5とM.Zuiko ED 12-40mm F2.8 PROのレンズキットが発売されているんですよね。
リンク: オリンパス、OM-D E-M5と12-40mm F2.8 PROレンズの新キット | マイナビニュース.
カメラ本体のOM-D E-M5は新デザインの「エリートブラック」。レザートーン塗装による新しいブラック、革調のグリップ部により質感を高めている。メインダイヤルとサブダイヤルのデザインと操作性を改善したほか、新ファームウェア Ver.2.0により、ISO LOW (ISO100 相当)とスモールAFターゲットに対応する。
リンク: オリンパス ニュースリリース: 「OM-D E-M5 PROレンズキット(エリートブラック)」を発売.
なにげにボディもマイナーアップデートされているこのキット。これで提供している新ファームを古いE-M5のユーザーに開放しないのは、さすがにまずいということなんじゃないかと思います。オリンパス素敵だ。
でだ。
ここにきて、OM-D E-M5はソニーセンサーらしいんですが、E-M1はまた元のセンサー屋さんに戻ったそうなんです。
次の機種が発売されてみないとわかりませんが、E-M5はオリンパスで最初で最後のソニーセンサーデジカメってことになるかもしれません。
ホント?
« どこまでいっても遅すぎることなんてないから「オープンソース三部作」は何度でも読んでおこう | トップページ | CP+2014:オリンパスブース、OM-Dに小型の新作E-M10と来年リリースのレンズに期待 »
投稿:by いしたにまさき 2014 02 14 10:30 AM [OM-D, E-M5] | 固定リンク
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
この記事へのトラックバック一覧です: OM-D E-M5の新ファームウェアで、M.Zuiko ED 12-40mm F2.8 PROレンズがさらにマクロ最強モードに改変: