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2014.04.04
エイプリルフール振り返り、現実でもなんでもいいから夢を可視化してくれるエイプリルフールネタを来年も見たいのです
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過去にこのブログでも何度かエイプリルフール(どうぶつの森・F1・徳力)をやりましたが、正直それほどネタに走るのは好きではありません。
それでも、時々「ああ、これはいいなあ」と思えるエイプリルフールねたもあります。
今年、すばらしいなと思ったのは、東芝のウェアラブル端末のネタです。
リンク: Digit - Wearable Technology with a Perfect Fit | Toshiba.
リンク: 東芝発、仮想現実を体感する仮想ウェアラブルはなかなかのできだった | TechCrunch Japan.
ちょっと東芝が好きになった。
ホント、東芝ってこういうことをする会社だったんだ!というのにまずびっくりするんですが、とにかくこれは中身がいいです。
ウェアラブル端末というのは、早晩洋服とか帽子とか、これまで普通に使ってきたものと同化していくはずというのは、私が勝手に言ってることですが、それほど外れてもいないと思ってます。
そんな中、手袋というものに注目したのはいいさじ加減だと思います。ちゃんと皮肉も効いてる。
でも、この東芝の手袋ウェアラブル端末ネタがいいなと思ったのは、皮肉とかなんとかじゃなくて、ここに作り手の夢が込められていることです。
そう普段言うと「バカじゃないの」って言われるような夢をネタにするところにエイプリルフールの醍醐味があるわけで、話題になればなんでもいいなんていうのは、下衆な考えです。
その意味では、frontbackのエイプリルフールも好きです。
Frontback for Enterprise from Frontback on Vimeo.
リンク: Frontback Enterprise.
ここでの夢はマネタイズという強烈な現実なのが、どうにも素敵です。
そして、日本ではなんといってもデイリーポータルZ。
リンク: @nifty:デイリーポータルZ:檸檬.
ここでの夢も金をかけずにコンテンツを大量生産するという強烈な現実。
それと同時になんでミュージシャンはアンコールでほめられるのに、ギャグマンガ家は同じネタをやると叱られるのか!?という問題への問いかけにもなっています。
だってね。毎日、面白く新しいものを出し続けるってのは、実に大変なことなのです。
それなら、古いそれも「著作権」が切れた毎日連載されていた新聞小説があれば、あとは記事としてどう見せるのか?という編集の腕がここでは問われるだけということになるからです。
アマゾンのKDP、KDPデビューと夏目漱石が同じランキングで勝負しているカオスを見たような爽快感こそ、この現実という夢なんでしょうね。
さて!
とかなんとか書いてきましたが、今年のエイプリルフールの王者は、グーグルとポケモンということでいいのでしょうね。
約1100万再生。さすがの横綱相撲という貫禄ですが、それでも他のエイプリルフールネタと比較して、何かの上げ底があったわけでもないですから、これはもうクリエイティブの勝利と称賛すべきです。
リンク: Google Lat Long: Become a Pokémon Master with Google Maps.
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投稿:by いしたにまさき 2014 04 04 10:30 AM | 固定リンク
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