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2014.05.02

「データ・アナリティクス3.0 ビッグデータ超先進企業の挑戦 」はビックデータ業務にすっきりした気持ちで向かうための本




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話題の新刊「データ・アナリティクス3.0 ビッグデータ超先進企業の挑戦 」を版元の日経BPさんから献本いただきました。いつもありがとうございます。

ビックデータを持っていることは、すでにもう当たり前のことで、集めただけじゃ意味なくて、そこからいかに分析をして、実際のもろもろの活動に知見をしていかしていくことが大事になってきているわけです。

ということで「ビックデータ×データアナリティクス」というわけです。

IMG_0542.jpg

データ・アナリティクス3.0 ビッグデータ超先進企業の挑戦
482225013X

でね、私、この本をよく見もしないで、なんか勘違いしていたんですよね。

だって、ダベンポート教授という著者で、分厚そうな本で、ビックデータ分析とはなんぞや!だぁあ!みたいな思想的な本だと思っていたんですよね。

でも、目次を見ているとなんか気配が違います。

そして、各章の最後を見ると、そこにアクションプランまで書かれているんですよ。これはちょっとびっくりした。

ということで、その各章のアクションプランの見出しのみ書きだしてみます(章の見出しとかぶっているものもあります)。

第1章のアクションプラン

  • あなたの会社にとって、ビックデータはどれぐらい重要か?

第2章のアクションプラン

  • ビックデータはあなたの会社をどう変えていくか?

第3章のアクションプラン

  • いかにビックデータ戦略を構築するか?

第4章のアクションプラン

  • ビックデータ人材に関する検討を行っているか?

第5章のアクションプラン

  • ビックデータ技術をどのように導入するか?

第6章のアクションプラン

  • ビックデータで成功するには何が必要か?

第7章のアクションプラン

  • スタートアップやネット企業のビックデータ活用から何が学べるか?

第8章のアクションプラン

  • 大企業におけるビックデータ戦略ーデータ・アナリティクス3.0をいかに実現するか?

もちろん、アクションプランは見出しだけではなくて、各章ごとにビックデータ分析を進めていく上で確認していくべきことが具体的に書かれています。

技術書でも解説本でもないので、具体的にとはいっても、マニュアル的な内容ではありません。

でも、このそれぞれの項目を自社の問題にあてはめて考えていくことがちゃんとできる内容になっています。

そして、それだけでも十分にすごいのに最後の最後にダメ押しでチェックリストがあります。

ビックデータに対する準備度を計るためのチェックリストです。

IMG_0544.jpg

この本、なんて親切なんだろう!

だってだって、本を読まずにいきなりこのチェックリストを自分たちの課題としてチェックしてみるだけで、この本をどういう温度感で読むべきかが丸わかりになる設計です。

で、ここまで書いてきて、今さら気づいたんですが、これトーマツ監修だったんだ。見落としてました、アホかおれ。それなら、ちゃんと実践的であることが理解できます。というか、だから小林啓倫さんみたいな人が翻訳しているわけですよね。

ああ、思い込みってホントによくないことだなあ。ということで、さらに心して、この先を読み進めようと思います。

この「データ・アナリティクス3.0」!

会社で「お前、ビックデータでなんかやれ」という無茶ぶりされた人には、まずは絶対おすすめです。

そして、一応ビックデータの領域にかかっているんだけど、なんかちょっと自分の仕事に対するもやもや感が拭えない人にもおすすめです。

ビックデータ系の仕事って、ホントに長期スパンで考えないといけなくて、さらにそれを毎日実行しつづけないと結果が見えない癖に、結果にならないとなかなか他の人が評価しにくいというやっかいなジャンルなんです。

だから、まずは成功事例を見て、めんどくさい人たちを説得する武器を持つということも、日々の実務以上に大事なことだと思います。

しかしだ。それにしても、T部長はいつもなんかいいタイミングで本を送ってくださる。いつのまにか、おれのスケジュールが把握されているのだろうか?

▼紙版はこちら

データ・アナリティクス3.0 ビッグデータ超先進企業の挑戦
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▼kindle版はこちら

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投稿:by 2014 05 02 10:30 AM [献本] | 固定リンク

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