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2014.06.06

教育・知育・学習ロボットRomo(ロモ)が日本で成功するために必要なこと




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教育・知育・学習エデュケーショナルロボット「Romo(ロモ)」が日本でも発売になりました。

というのも、このRomoというロボット、すでにKickstarterで成功して、すでに海外などでは発売されているものだからです。

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Romoの発想は、非常に明解でロボットを動かすに必要な頭脳の部分をiPhoneに肩代わりさせてしまおうというものです。

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ロボットに限らず、スマホ+アプリに情報処理の部分は外出しすることで、これまで高価な製品でしかできなかったことを、安価に簡単に実現させようという動きは、ここ2年ほどで一気に進化しています。

RomoもiPhoneのカメラを自分の目として使うことで、約1.5万円の玩具でありながら、顔認識まで実現できています。

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日本版発売ということで、Romoのアプリから遊ぶことができるミッションのメニューも日本語化されています。

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このミッションをクリアすることで、Romoも成長し、オーナーであるユーザーもRomoを理解していく感じに仕上がっているのは、ゲーム的でもあり、いいやり方です。

Romoのデモ動画を見てもらえればわかるように、今のところRomoにはルンバのようになにか実務的なことができるわけではありません。

玩具であり、ロボットというものがどういうロジックで動くのか?ということを学べるガジェットです。

購入者の大半が、実は大人というのも、おもちゃとして買う以上に、子どものころそういうチャンスがなかった人たちが買っているのではないか?ということを想像させます。

RomoにはSDKが用意されているので、自分でアプリを作れる人であれば、Romoで稼働するアプリを作って販売することもできます。

ただ、これはいわゆる普通のアプリなので、iPhoneデベロッパーであることが必要になります。

でも、これがあることでアプリを作ることでRomoにはコミュニティができるベースがあります。

それは、Romo側も十分にわかっていることで、というかそのためにSDKを作っているわけですが、日本でもRomoハッカソンというイベントが予定されています。

 リンク: [M] あのスマートフォンロボット「Romo」がついに日本で発売されるぞ! | mbdb (モバデビ).

6/12(Thu)開催の「アプリジャパン2014」に出展されるブースで先行で触ることができる他、発売日直前に「Romoハッカソン」が開催される予定で、こちらでは「絶対に目覚められる目覚まし時計」をテーマにプログラミングすることになっているとのこと。

このコミュニティの大事さについては、同じく発表会に参加していた多くの人が指摘しているところです。

 リンク: [N] iPhoneを頭脳にするKickstarter生まれのロボット「Romo」日本では14,500円 → アプリ開発のコミュニティが鍵?.

最後の最後に、開発コミュニティの話が出てきたのですが、それが「Romo」の肝だと感じました。曰く、長期的なゴールは様々なアプリを開発する開発者のコミュニティを作ること、だそうです。 「Romo」が登場する以前の開発者がロボットを開発するには、何百万ドルものコストがかかったが、今はAPIを使ってソフトウェアを開発できるように変わりました。

Romoを日本で販売するセールス・オンデマンドは、iRobotでの成功体験がありますが、これらはロボットして家庭に入ったのではなくて、掃除するあたらしい機械として家庭に入っています。ここ、すごく大事なところだと思うんです。

ロボットを買うのではなくて、なにかを実現させるために買ったものがたまたまロボットだったということですね。

スマホだって、あれ中身はもう一昔前のパソコンレベルのスペックのコンピューターです。でも、あれをコンピューターとして買う人は家庭にはいません。

でも、家庭にあのレベルのコンピューターが導入されたことで実現可能になったことってのは、存外に多いのです。

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さらに、日本での成功ということを考えると、Romoの顔はぜひ入れ替え可能にすべきだと思います。

 リンク: ひとりぶろぐ > SDKでHack!iPhone用自走ユニット型ロボットRomo(ロモ)国内販売開始.

Oculus Riftが日本で特異な進化を遂げたように、コミュニティの形成がうまく行き、スタープレイヤーが登場すれば、Romoにもまた日本人の感性で奇跡が起こせるかもしれません。

Oculus Riftの日本での独自進化には、初音ミクやアニメなどの2次元キャラを3次元の世界に連れ出したいという欲望がセットになっていました。

Romoも、Oculus Riftとは違う方法ですが、2次元を3次元に昇華させるだけのポテンシャルを持っています。

それにOculus Riftと違い、Romoはだれもが同時にその動きを目で体験可能です。実際、Romoって単体でいるよりも、いっぱいいた方が楽しげでかわいいんですよ。

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別にここに萌え絵を導入すればいいと言っているわけではありません。

でも、腕がないものをロボットとして認識するには、やっぱ自由な表情が必要だと思うんですよね。それさえ開放されれば、このRomoで遊びだす人は、けっこういるような気がします。

つまり、自分の好きな顔や表情を動かすことができるものを導入したら、それはロボットだったということです。

Romoを動作させ、それをiPhoneでコントロールするには、実はiPhone的なものが2つないといけないのですが、iPod touchにも対応しているので、そういう遊びが開発できれば、このハードルはそれほど大きくないと思います。

ハッカソンで予定されている目覚ましも、Romoを動かすだけじゃなくて、Romoがこんな顔でやってくるという要素も入ってくると、さらに楽しくなるんじゃないかと思ったりました。

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投稿:by 2014 06 06 08:57 PM [ガジェット] | 固定リンク

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