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2014.08.13

ロビン・ウィリアムス追悼、私は『ガープの世界』で映画と人生を教わりました




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その昔、たしかフジテレビの深夜にミッドナイトアートシアターという映画を流す枠がありました。

学生時代に、その枠で主にナスターシャ・キンスキー目当てに『ホテル・ニューハンプシャー』を見ました。

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ちっとも出てこないナスターシャ・キンスキーにやきもきしつつも、すっかり映画の世界に引き込まれ、見終わった後に頭を抱えることになりました。

「こんなにどうしようもない人生を見せられたのに、映画を見終わって、どうしてこんなに希望という感情が自分の中にあふれているんだろう」

つまりは、最高の映画の1本だったんです。

そして、同じ原作者(当時は知らなかったジョン・アーヴィング)の映画ということで、その次の週に『ガープの世界』が放送されることを知り、続けて見たのです(これ、ひょっとすると順番逆かも)。

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同じ原作者というだけで、監督もキャストも全く違う映画なのですが、映画を見終わったあとに残る感じには、すごく似通ったものがあるこの2つの映画。

『ガープの世界』という映画は、ジョン・リスゴーのタックルにしびれる映画だと言い切ってもいい映画だと思うのですが、ロビン・ウィリアムスという俳優の名前をはじめて覚えたのが、この映画でした。

『ガープの世界』という物語には、ウーマン・リブ運動とか、そういう時代背景が強く影響しているのですが、映画としては、なんというか、それが映画のなにかを決めてしまっているいちばん強い要素ではありません。

なぜかおかしな人生を歩むことになってしまった人たち、そのため社会的弱者ともなっている人たち、そういった人たちをホテル・ニューハンプシャーでは、家族を中心に、ガープの世界では、ガープを中心に描くこと、そのものが映画的なのです。

そのためでしょうか、ホテル・ニューハンプシャーよりもガープの世界の世界の方が、個々人そのものにフォーカスが当たっており、ロビン・ウィリアムスだけではなく、この映画の出演をきっかけにして、俳優として成長した人たちがたくさんいます。

メアリー・ベス・ハートが当時34歳であったことを今これを書きながら知って、驚愕しているところですが、グレン・クローズはこれが映画デビューだし、ジョン・リスゴーはアカデミー賞助演男優賞にノミネートされ、のちにパルプ・フィクションのハニー・バニーでよく知られることになるアマンダ・プラマーも、これがたぶんデビュー作(実はアマンダ・プラマーはガープの世界にもホテル・ニューハンプシャーにも唯一両方出演しています)。

で、ここから先は個人的な話をしたいんですが、このガープの世界とホテル・ニューハンプシャーという2本の映画を学生時代に立て続けに見たことが、私のその後の人生に大きな影響を与えています。

  • まずは映画の趣味趣向を決めてしまったこと
  • 映画の楽しみ方を教わったこと
  • 学生時代に終わらせておいた方が思春期の課題のクリアのきっかけになったこと
  • 要するにこの2本の映画で「これでいいのだ」と言ってもらえたと思った

だから、パルプ・フィクションでハニー・バニーを見たときには、その再会がなんかものすごくうれしかったんですよね(勝手な思い込み)。

人生の中で、物語との大事な出会いというのは、人それぞれあると思うのですが、私にとっては、『ガープの世界』がその1本でした。

さて、今世界中でロビン・ウィリアムスファンが悲しんでいるのは、きっと63歳という彼が亡くなった年齢です。

なぜならガープの世界の冒頭は、こういうシーンで始まるんです。

 リンク: 「ガープの世界」|座右のシネマ.

この映画、出だしですでに快作の匂いプンプン。青い空に赤ん坊が舞うという美しいシーンにビートルズの(この映画のために作ったんじゃないかと思われるほどはまった)「When I'm 64」が流れる。

今私たちが知るころができるロビン・ウィリアムスの言葉はインスタグラムに2週間前の娘さんの誕生日に投稿されたものです。

そこには、追悼のコメントとハートが付き続けています。みんなさみしいんですよね。

ロビン・ウィリアムス、すてきな映画をありがとう。

合掌

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投稿:by 2014 08 13 12:11 AM [訃報] | 固定リンク

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