トップ > Surface Pro > SurfacePro3購入、MacユーザーのためのSurface入門。つーかSurface楽しい!
いしたにまさきの新刊:HONDA、もうひとつのテクノロジー ~インターナビ×ビッグデータ×IoT×震災~ 01 それはメッカコンパスから始まった|Honda、もうひとつのテクノロジー 02 ~インターナビ×GPS×ラウンドアバウト~ 運転する人をサポートすること|Honda、もうひとつのテクノロジー 03 ~インターナビ×災害情報×グッドデザイン大賞~ 通行実績情報マップがライフラインになった日
2014.12.11
SurfacePro3購入、MacユーザーのためのSurface入門。つーかSurface楽しい!
ツイート
|
![]() |
いろいろと思うところがあって、Surface Pro3を買いました。買ったのは、i7×メモリ8GB×SSD256GBのモデルです。
▼マイクロソフト Surface Pro 3(Core i7/256GB/Office付き) 単体モデル [Windowsタブレット] 5D2-00015
▼マイクロソフト 純正 Surface Pro 3用 Surface Pro Type Cover (シアン) RD2-00091
これまで使ってきたのは、、というか今でも使っていますが、いわゆる初代のMacbook Pro Retinaの15インチモデルです。購入したのが2012年で、まる2年使っていて文句がまったくありません。
ただ、今までだいたい2年間隔でPCを交換してきたこともあり、そろそろ次のものにしたいなあと思っていました。
同時にここのところ悩んでいたのが、Macbook Pro Retinaの15インチの重さです。さすがに毎日持ち運んでいると、少し重いのです。
じゃあ、それでMacbook Airを買うかというと、あきらかにRetinaよりも劣るユーザー体験をわざわざうけいれるために、それを買うのも、ちょっとどうかとも思うわけです。
そんなことを思い続けて何年。個人的には、一度は忘れかけていたSurfaceの再登場です。
あ、おれが求めていたのはSurfaceだったのかも?と思い始めたのは、真正マカーであるdrikinの転向です。
- リンク: [D]Windows8のタッチパネルキーボードが最強過ぎる.
- リンク: [D]backspace.fm #040:「生粋マカーがSurface買ったらどうなる?@toshixvukに聞くSurface Pro 3の感想」を公開しました.
- リンク: [D]backspace.fm #053:「増井さんと語る今週のニュース、そしてSurface Pro 3購入へ」を公開しました.
ああ、drikinになにかが始まったんだなあと思いつつも聞いていたわけですが、今回ばっかりはなんかちょっと様子が違う感じもありました。
実際、けっこう前から注目していたログもあります。
リンク: [D]Microsoft Surfaceの発表に未来のノートPCの姿を見た.
僕もWeb記事を読んでたくらいでは、あぁ、MSもiPadモドキ出すのか位に思ってスルー気味だったのですが、モダシンブログの↓のエントリーを呼んで基調講演のビデオを見てみたら確かに面白い!
ということで、Engadget Fes 2014冬で緊急来日したDrikinさんにSurface Pro3のデモをお願いしてみました。
ということで、Drikin先生によるSurfacePro3のデモをどうぞ。
Drikin先生によるMacユーザーのためのSurface入門、そしてLIGHTROOMとのベストマッチぶりがすごい! from masakiishitani on Vimeo.
- 覚えるべきショートカットは3つ
- Win+Sで検索窓を呼び出し、ただし使いたいアプリの名前をタイプすればランチャーとして使える
- Win+Cでチャームを呼び出し、設定や共有などを一発で呼び出せる
- Win+番号キー、タスクバーに並んだ順番でアプリを一発で呼び出せる
そして、上の動画の中でも私が言っていますが、目を奪われたのはなんといっても、Surfaceの動きの速さです。とにかくすべてがきびきびと動いているわけです。
そして、強烈な後押しになったのが、後半に出てくるLIGHTROOMとSurfaceのペンとの相性のよさです。
2014のAdobe MAXで、マイクロソフトが参加者にSurfaceをプレゼントという話を聞いたときには、なんで??と思ったわけですが!
リンク: Adobe MAX 2014に初参加(しかもプレスとして)した感想などについて | URAMAYU.
Surface Pro 3とAdobeのソフト対応についてプレゼンを行ったあとに、まさかの大発表。
このLIGHTROOMのデモをみると、その謎が氷塊します。そうなんですよ、レタッチでいじりたいところをペンでなぞればいいんですよね。
ものすごくわかりにくいんですけど、このなんか妙に長いアイコンがブラシを使うためのアイコンです。
しかも、このアイコンをブラシとして、しかもSurfaceのペンで使うと便利なんてことは、ぐぐっともちっとも出てきやしない。この辺のメニューのわかりにくさは、もはやアドビさんの芸風と考えるしかないですね。
でも、一度理解してしまうと、急に使いやすくなるのがアドビマジック。ペンとマウスを両方使いながらやる細かいレタッチの威力は、これはちょっと癖になります。
で、ここまで書いていて気づいたんですが、おれもDrikinもペンは左で使うので、マウスとの併用がスムーズにできるんですね。ああ、これは左利きの勝利ですね。
そして、さらに決定打となったのは、これは個人的な事情なのですが、少し前に自分の会社を作ったりしていて、会社とかになったりすると、なんか悔しいんですが、やっぱ一台ぐらいはWindowsというか、Windows版のOfficeがないと困る場面ってのがあるんですよ。
そして、いま買うと、けっこうすでに至るところでやっていますが、Surfaceの最大の特徴でもある、タイプカバーと呼ばれるキーボードがおまけでついてきます。
そんなわけで、今手元にSurfaceがあるわけです。
そして、セットアップをしはじめて改めて思い知るクラウドの力。
Chromeなんて起動した途端に、いつものブラウズ環境を拡張機能も含めて、そのまま再現してくれます。
それ以外のアプリも大抵のものが、Windowsストアで手に入ります。わざわざ探して別途インストールしたのは、Pocketに純正がなかったのでインストールした「LaterMark」ぐらいです。
アドビ製品に至っては、Creative Cloudのパワーが炸裂します。
これまで、Macで使っていたアドビ製品も、Creative Cloudをインストールするだけで、1つのライセンスで、MacでもWindowsでも使えます。頭ではわかっていたことだけど、このスイッチコストの低さは感動的です。
ということで、開封してから、だいたい2時間ぐらいで、なんとなく自分に最適な環境整備が終わりました。必要なファイルは、Dropbox経由で落ちてきますし、そのうちOnedriveもテストしていこうと思います。
最後まで悩んだのは、Surfaceのスタンドの位置です。
マイクロソフトがたぶん推奨しているのは、この角度です。実際、背面のスタンドもこの位置で一度止まるかんじになっています。
でも、この角度だと、なんか妙に画面と正面で向き合ってしまうんですよね。で、それのなにが問題かというと、どうもいままでのノートPCを使っている感じと同じ姿勢になってしまうんですよ。
だってだってさ。
Surfaceの最大の売りは、画面にタッチできるということなんですよ。
今、ブログを書いているこの画面も、少し見にくいなと思ったら、画面拡大のショートカットとか使わずに、指でぐいっと拡大してやればいいんです。
タブレットのようでタブレットではない、ノートPCのようでノートPCではないというのが、このSurfaceのすごさであり、同時にわかりにくいところなんですよ。
だから、自分の姿勢から変えるべきなんです。
ということで、ディスプレイをもっとぐぐっと倒しこんでみました。
これだと、画面をすこしのぞきこむような姿勢になります。そして、この姿勢だと、自然に画面に直接触ることができるんです。この変化は地味に効いてくるのです。
そして、タイプカバーについているトラックパッドについては、いろいろと調整をしてみたのですが、とりあえず使うことを放棄して、ひさびさにマウスを使うことにしました。
このマウスです。
▼マイクロソフト [人間工学] ワイヤレス Bluetooth マウス 高精細読み取りセンサー Sculpt Comfort Mouse (ブルートラック) H3S-00007
マウスとしては、信頼のマイクロソフト製。もう15年ぐらい、基本マウスはマイクロソフトのものしか使ってません。
でも、なんでこのマウスがうちにあったんだろう、、、
あー!あー!!!
あー!、これ初代Surfaceの発表会の参加記念でもらったやつだ!!
まさか、こんなタイミングで再度登場するとは、これはマイクロソフトがしかけた息の長い罠だったわけですね(違う)。
あー、そうだ、そうだ。
なんかいろいろと、思い出してきました。そういえば、私も初代Surfaceには興味はもっていたんです。だから、発表会にも行っていたわけで、でもね、お世辞にも初代Surfaceには、のっかれなかったんです。
そして、今三代目となるSurface Pro3を使っていて、なんで初代にのれなかったのかがよくわかってきました。
要するに遅かったんです。結局、その問題だったんです。
そして、さすが三代目。ペンデバイスへの熟成も、すごく進んでいます。
少なくとも、すごい高い専用のペンデバイスを除けば、このPC&タブレットの端末とセット、ここまで完成度の高いペンって、そうそうないと思います。
もちろん、タイプカバー含めての使い勝手のよさもあります。
ただ、このマイクロSDのスロットは、ほんとわからなかった!よ!
リンク: Surface Pro 3で128GBのMicroSDカードを試す―CrystalDiskMarkベンチマーク結果.
Surface Pro 3のMicroSDカードスロットはキックスタンドの内側に備えられています。
残る問題としては、Surfaceの欠点ともいわれるUSBポートの少なさと電源不足問題なんですが、そのとりあえずの解決策として、ACアダプターに充電用のUSBポートをつけているのは、いいアイデアだと思いました。
そして、最大の衝撃は、ちょっとセットアップしてから、仕事しようと思って、日曜の夜にセットアップし始めてからというもの!
今、この記事を書いているのは、水曜の深夜なわけですけど、もうね、ずーーーっとSurfaceしか触ってないんですよ。
なにしろ、基本なんでもできる、軽い、意外と電池がもつの三拍子です。
そして、なんか妙にSurfaceを面白がっているのは、脳とか身体にいつもと違う刺激を受けている感じがあるところです。
というのも、ここ数年はMacとiPhoneを中心にした生活をしてきていたので、それに脳も身体も慣れきっているわけで、それはそれでものすごく快適なんですが、それと違う良さのある世界を体感しているんじゃないかと思います。
ということで、他にもまだ外部デバイスとの接続問題とかも残っているのですが、とりあえずここまで。
いやあ、参りました。Surfaceほんと楽しいよ!
« 個人も会社もゼロから経理やるならクラウド型の会計ソフト「freee」で!ユーザー目線の貪欲な開発姿勢が素敵すぎる[PR] | トップページ | BOSEのQuietComfort 20ブロガーイベント、製品だけではなくデモも超一流でした »
投稿:by いしたにまさき 2014 12 11 01:45 AM [Surface Pro] | 固定リンク
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
この記事へのトラックバック一覧です: SurfacePro3購入、MacユーザーのためのSurface入門。つーかSurface楽しい!: