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2015.07.07
60冊目「In the Wake 震災以後 : 日本の写真家がとらえた3.11」
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東日本大震災の風化と向き合う方法は、それこそたくさんあるが、その中でやはり有効な手段のひとつが写真です。
震災と写真という意味では、それこそ大量の写真が出ていますが、あえて写真家ということでまとめられているのが、この「In the Wake 震災以後 : 日本の写真家がとらえた3.11」です。
あえてとしたのは、自著「楽しいみんなの写真」でも書いたことですが、東日本大震災にはこれ!という一枚がありません。
震災などの事実と写真の関係を考えるときに、これは写真家にとってはそれなりの重たい課題なのではなかと思われます。
そのせいでしょうか、この本後半は写真と現実ということの歴史的な流れとか、過去の取り組みなど、かなりのテキスト量が割かれています。これはちょっと予想外でした。
なにしろ、私も一度お手伝いさせていただいた「思い出サルベージ」から派生したプロジェクトまで紹介されていましたから。
大型本なので、写真を見るためのサイズが満たされているのもいいところです。
事実×写真×言葉って、ホントに普通に大量に流通していますが、こんなにむずかしいものはなくて、もうこれはずっと向き合っていくしかないとあきらめています。
▼In the Wake 震災以後 : 日本の写真家がとらえた3.11
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投稿:by いしたにまさき 2015 07 07 08:57 PM [1000冊紹介する] | 固定リンク
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