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2015.11.04

おにぎり協会による初の認定炊飯器記者会見は、2つの狂気がぶつかっていた場所だった




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日本人といえば、米。そして、米といえば週に何個かは食うことになるおにぎり。

20代後半の頃、空前の米ブームが自分にきて、毎晩飯2合食って、あっという間に太った私としては、おにぎり、それもおにぎり協会が初の認定炊飯器を決めたという記者会見には、行かざるを得ません。

そんなわけで、おにぎり協会さんが開催された記者会見に参加してきました。

で、実は記者会見から帰ってきてからわかったことなんですが、おにぎり協会さん、相当に本気でした。

まずは、おにぎり協会による初の認定炊飯器の授与。

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授与されたのは、三菱ジャー炊飯器・本炭釜KAMADO。三菱さんは、昨今のうまい高級炊飯器の先駆け的存在だそうです。

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認定の言葉もなんだかガチの気配。

三菱電機「本炭釜 KAMADO」は、「理想のおいしいごはん」を追求し、炭を羽釜形状に削り出した内釜で、昔ながらのかまどのような高火力を実現。粒感がしっかりとしていながら、みずみずしい、かまどごはんの味の特長を追求した炊飯器です。炊きたてはもちろんのこと、時間が経過してもパサつき、ベチャつきがないため、冷めてもおいしく、「にぎってから時間をおいて食べる」というおにぎりならではの特性を生かす炊飯器である、というのが認定理由です。さらにこの炊飯器には、全国23種ものお米の持ち味をしっかり引き出し、仕上げる炊き分けモードが搭載されており、新米をよりおいしく楽しむことのできる炊飯器となっています。

で、ここから三菱ジャー炊飯器・本炭釜KAMADOがいかにガチかの話が、三菱さんからあったのですが、なんかもうすごいですよ三菱。米に対して本気になった人のすごさがありました。

まずは、釜戸が炊いた飯がなぜうまいのかの話がりました。その辺の話は、この記者会見のiWireによるニュースレターにも詳しく出ています。

でだ。

その上で、その理屈に合わせて、製品設計に落としていく話。

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そして、狂気を感じたのは、この次の本炭釜の製造工程。

まずは、釜戸の直径の炭の固まり(つまりすごいデカい)を作る。

そして、その炭を削りだして、本炭釜を製造していく、、、

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だから、内釜が1つ完成するまでに100日かかる、、、

100日ですよ、100日。どんだけなんですか。

でも、その狂気の内釜があるからこそ、釜並みの火力をかけても大丈夫になるというわけです。

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その結果、粒感があるのにみずみずしいという二律背反した要素を合わせ持つ米を炊くことができるわけです。

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そして、ここからがおにぎり協会の狂気。

おにぎりの試食です。いや、会場の中ではおにぎり協会の狂気はわからなかったんですけどね。

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5種類用意された試食おにぎりの中で、個人的にいちばんぐっときたのは、米はつや姫・具材はずんだの組み合わせでした。

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で、その感想をツイートしていたところ、おにぎり協会の中村さんから、狂気のレスがきたのです。

これ、本炭釜の100日内釜と同じぐらいの狂気ですよ。そりゃ、うまいわけだ。いったい何個のずんだをむいたというのでしょう。

で、実際この中村さんのひとつのツイートから、私のおにぎり協会への見方は一変しました。

ずんだの裏側を知ってしまうと、他のレシピにも、どれだけの手間がかかっていたのだろうかと、想像してしまいますよ。くわー。

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この狂気の前では、中村さんが記者会見冒頭に言ってた「おにぎりは経済的!」なんて話は、どっかにいきます。狂気で本気のものはうまい。

そして、ホントにうまいものには、人は金を払います。そして、この狂気をできれば、会場で知りたかった。そしたら、もっとおにぎり協会の人と話をするきっかけになったはず。

三菱ジャー炊飯器・本炭釜KAMADOの狂気の内釜の炭の固まりが現場にあれば、その製造のすさまじさがもっと伝わったんじゃないかと思います。

こういう試食って、どうしでもおにぎりの奪い合いになりがちです。いい悪いじゃなくて、どうしてもそうなってしまいます。

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だから、おにぎり待っている間の時間とかにね、この狂気の話を事前に理解していれば、もっと有意義に関係者の方にお話を聞くこともできたんじゃないかなと、個人的にはとても後悔しているわけです。

ということで、この記事を書きながら、いただいた復興米「たかたのゆめ」をじっと見つめて、ここにもなにかの狂気が眠っているんじゃないかと思ったりもしています。

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三菱電機 IHジャー炊飯器 本炭釜 KAMADO 5.5合炊き プレミアムブラウン NJ-AW106-T
B00ZBFXS9O

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投稿:by 2015 11 04 10:30 AM [ガジェット] | 固定リンク

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