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2015.11.20
横須賀の三笠艦内の「宮武一貴原画展」、たぶん二度とないのでホント行っておいた方がいいよ!というか行け!
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イングレスの横須賀MISSION DAYのまとめ記事もまだ書けていないのですが、どうせ堀さんもまだ書いてないし、また三笠公園です。
今回の目的は、艦これやってるから、艦隊コレクションを見にきた!のではなくて!
三笠に入るなり、後方の少し急な階段を降ります。
じゃじゃん!
三笠の中で原画展ですよ!しかも横須賀出身で横須賀在住の宮武一貴さんの原画展ですよ。
会場は、ここからさらに下に進みます。ここ、普段は立ち入り禁止の一番下の階層エリアです。
そこに!なんと三笠の中に!原画展の会場が出現するわけです。
※会場の写真は許可を得て撮影しています
この三笠の中で宮武一貴原画展をやる!という企画を宮武一貴さん自信もひどく気に入ったそうで、設営も含めてご自身で動かれていました。
設営準備のオフショットをちょっとだけ。宮武さんはまだTシャツ!この一カ月で季節が大きく変わったんですね。 #宮武一貴原画展 pic.twitter.com/dTVMDbvTVr
— へー@宮武一貴原画展 中の人 (@dodomen) 2015, 11月 16
開催前の原画発掘から準備を含め、ずっとお忙しくしていた宮武さんはお疲れの様子。合間に休憩を挟みながら作業w #宮武一貴原画展 pic.twitter.com/U4cJYsIgIv
— へー@宮武一貴原画展 中の人 (@dodomen) 2015, 11月 16
宮武一貴というメカニックデザイナーという枠をはるかに超えたお仕事をされてきた方ですから、これまで原画展がなかったことが不思議なぐらいで、三笠でやるからオッケーが出たということなのかもしれません。
そんな背景を踏まえて、この原画展の「序」を読むと、なんか感慨深いものがあります。
そして、宮武一貴さんの原画は、ホントまさにすごいとしか言いようがないです。
美しく細い線、これどうやるんだ?という点描。コンセプトデザインに書かれたト書きの数々。
原画だけが持つ力を味あわせてくれます。というか、おれこれらのデザインを見て育ったんだから、生みの親の原画を見ることができるというのは、これ以上のものはないですよ。
あと、しれっとハインラインのサインとかまであるので、お見逃しなく。
そしてそして、33年の歳月を経て、宇宙の戦士合同色紙に本日最後の筆が加えられました。 #宮武一貴原画展 pic.twitter.com/IVWiTJA5bB
— へー@宮武一貴原画展 中の人 (@dodomen) 2015, 11月 6
なお、会場内は撮影NGなのですが、このお知らせがこんな感じなんです。
これ、ゼントラーディ語ですよね。他にもなんかいろいろと書かれてます(笑)。
原画展会場のちょうどど真ん中のところには、寄せ書きエリアがあるのですが、そのスケッチブックも見逃してはいけません。
宮武一貴さんゆかりのみなさんがしれっと絵とコメントを残しています。
本日は、ヤマト2199の関係者のみなさんがご来場くださいました。見よ、この濃密な1ページを。 #宮武一貴原画展 pic.twitter.com/aETqiMZYwy
— へー@宮武一貴原画展 中の人 (@dodomen) 2015, 11月 9
会期も残すところあと一週間となりました。あっという間ですね…。今日はこんなお客様がお見えになりました。 #宮武一貴原画展 pic.twitter.com/1GJpOJH3IY
— へー@宮武一貴原画展 中の人 (@dodomen) 2015, 11月 16
普段、展示会をやるようなギャラリーとか美術館ではないこともあり、どかーんとした図録はないのですが、パンフレット(無料)と記念ポストカードセットが用意されています。
で、注意しなきゃいけないのが、このパンフレット。
なんと開くと、宮武一貴さんのこの展示会のために行われたインタビューが収録されています。
宮武一貴さんの幼少期からの話や、エウレカセブンでの高さ1万メートルの塔をデザインしたときの話などが入っており、これ絶対ゲットして読みましょう。これでしか話してない話が入っていると思います。
なお、ポストカードセットは、三笠の艦内ではなく、三笠の外の売店で売っているので、これもご注意。
そして、この記念艦「三笠」艦内で開催されている宮武一貴原画展も、こんどの連休で終了(11月23日祝まで)です。
ということで、あわててこの記事を書いているので、お時間のあるみなさんはホント三笠行ってください。たぶん、同じような原画展は二度とないですよ。
さて、余談のようなそうでないような話をおまけで。
今年は、実は横須賀製鉄所が作られてから150年という年です。製鉄所はもちろん近代化の象徴ですし、鉄がないと船は作れないので、横須賀に製鉄所がまず作られたわけですし、そしてそれがメカデザインへと、、、というのはこじつけですかね。
でも、幼少期から船を見て絵を描いていたから、今の自分があるという話を宮武一貴さんもパンフレットのインタビューの中で話しているので、そういうこととしてご理解ください。
ちょうど、以下の歴史系の雑誌・ムックでもちょうど横須賀製鉄所の特集ページも組まれているので、こちらも合わせてどうぞ。
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投稿:by いしたにまさき 2015 11 20 08:30 AM [オタクが世界を救う] | 固定リンク
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