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2016.01.21
コンビニをECサイトの荷物を受け取るサードプレイスとして利用できるローソンのコンビニ受け取りサービス【AD】
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今年、何度目かになるローソンさんへの取材です。
コンビニというのが、ビジネスとテクノロジーのノウハウの固まりだということは知りつつも、ホントにいくらでもネタなんかあるんだなということを思い知らされますね。
さて、今回の取材ネタはローソン・コンビニ受取りサービスです。
- リンク: コンビニ受取りサービス|ローソン.
コンビニ受取りサービス?
記事広告の仕事として受けていてなんですが、このコンビニ受取りサービス、正直私にはあんまり関係ないかなと思ってたんです。
また、事務所の方は、そこそこ荷物が多いので、宅品便のお兄さんとそれなりに仲良くなっておりまして、もろもろ融通を聞いてくれる感じになっております。
もちろん、コンビニで荷物を受け取れること自体は、もちろん知っていました。
なので、私には関係なくても、なにかみんなの生活のヒントになることはあるんじゃないかと思って、今回の取材に参加したというわけです。
ということで、改めてローソンのコンビニ受取りサービスをご紹介しましょう。
コンビニでECサイトで購入したものを受け取れるメリットはたくさんあります。
- 24時間受け取り可能
- 代金支払いも可能(一部サイトのみ)
- 注文から最短で翌日受け取り可能
- 受け取り時間は7日から10日
でも一見、地味ですね(笑)。
社内でも「日の当たらないサービス」と言われることもあるそうで、このコンビニ受取りサービスって、縁の下の力持ち的なサービスです。
ということで、上のメリットを実際の生活に当てはめてみましょう。
- 自宅に不在がちで宅配ボックスもない
これはいちばんわかりやすいですね。
- 夜間に荷物を受け取ることができる
これもわかりやすいです。そして宅配ボックスがあったとしても、どうせ帰り道にコンビニに寄るからそこで受け取れた方が楽というのもあるかもしれません
- 家族にナイショで受け取れる、荷物を受け取ったことが家族にバレない
こう書いたしまうと「アダルティなサムシング」を想像してしまうと思うのですが、それだけはないですよね。
奥さんに用意したプレゼントを奥さんに受け取って欲しくない。クリスマスプレゼントの到着をバレないようにする。
こう考えると、家族にナイショで買いたいからという理由で、店舗で買ってたものもECサイトの購入で済ませることができるわけです。
そして、まだまだコンビニ受取りサービスと実生活の間には、接点を探ることができます。
- 女性がドライバーに個人情報知られたくない問題、すっぴん見せたくない問題
これはローソンの方から聞いて、いちばん目からうろこの話でした。でも、大きな現実の問題なんですよね。
だから、特に午前中の配達については、配送会社各社が女性ドライバーを増やしているそうなんです。これはおっさんの私にはわからないポイントですね。そういえば、たしかに女性ドライバー増えてますよね。
で、ここまでは、ある意味すべてのコンビニのコンビニ受け取りサービスでも共通の話です。
それなら荷物受け取るだけなら、どこのコンビニでもいいじゃん!とはならないのが、さすがのローソンです。
それがローソンいわく「オープンプラットフォーム」という考え方。
ここで言ってるオープンというのは、お客さんが注文するECサイトに対しても、ECサイトからコンビニまで荷物を運ぶ宅配業者に対しても開かれている状態のことを指してします。
ちょっと調べればわかることなので、ここで書いてもいいかなと思うのですが、セブンイレブンは関連会社のECサイトで注文した荷物しか、コンビニの窓口で受け取ることができません。
また、ファミリーマートはセブンと比較すると、いくつかのECサイトでの受け取りサービスに対応していますが、例えば楽天だとファミマでのコンビニ受け取りサービスに対応しているのは、数えるほどです。
また、この傾向は宅配業者についても同様です。いちばん多くの宅配業者に対応しているのが、これもローソンなんです。もちろん、ローソンは荷物の受け渡し代行をしているだけなので、個人情報は持たないそうです。
実際、このローソンのコンビニ受け取りサービスは、2008年から開始して、サービス開始からずっと右肩上がりの成長をしているそうです。
なるほど、需要はあるんですね。
これはバックヤードで使うツールなので、普段はお客さんの目には触れないものなんですが、今回の取材では特別に見せていただきました。
このさがすクン(さかなくんさんではないです)は、どう使うのかというと、コンビニについた荷物に光るタグ付けをするというものです。
コンビニに荷物がきたら、この光るタグをさがすクンに覚えさせます。
そして、そのタグにひもづけたい荷物の伝票のバーコードをピッっとします。
こうして、さがすクンに荷物を覚えさせておくと、実際に荷物の受け取りが発生した際には、さがすクンの「探す」ボタンで、荷物が光るというわけです。
このさがすクン。
こういうものが、コンビニにどうして必要なのかというと、例えば大学のそばのコンビニなんていうのは、1日に何十件も荷物がコンビニに届くのだそうです。
こうなると、バックヤードに山積みしないと、そもそもしまっておくことができません。でも、山積みしてしまうと、当然荷物が埋もれやすくなってしまいますから、さがすクンの出番というわけなんです。
さてさて。
ローソンのコンビニ受取りサービスの考え方などについては、ここまでとして、ここから先は実際の受け取りの様子です。
ということで、ローソン本社近くのローソンで、コンビニ受取りサービスの受け取りの様子を見せていただきました。
受け取り方法は2つあります。
まずは、ローソンのおなじみの情報端末であるLoppiを使う方法。
要するにいわゆるLoppiの使い方です。
番号を入力して、、、
バーコードの入った、これもおなじみのLoppiの長い紙が出てきて、、、
それをレジに持っていくと、、、
コンビニに届いている荷物と交換してくれます。
そして、もうひとつの方法は、スマホを使ってPOSレジで直接受け取る方法です。
コンビニ受取りサービスからきているメールに記載されているURLから、バーコードを呼び出し、、、
いきなりレジでピッ!、、、
そのままコンビニに届いている荷物と交換できます。
このスマホを使ったコンビニ受取りの仕組みは、2014年から導入されているもので、なんとコンビニではこの仕組みを実現しているのは、ローソンだけだそうです。
もちろん、コンビニ受取りサービス自体、Loppiのあるローソンであれば、どのローソンでも使えるそうで、例えばナチュラルローソンなんかでも使えるわけです。
- サードプレイスとしてコンビニの窓口を利用する
この取材のあとに、所用があって、ヒカリエに行ったんです。すると、ヒカリエの11階にはローソンがあるわけです。
わかりますよね。
一度、コンビニ受取りサービスのことを知ってしまうと「このローソンもおれが使える場所じゃないか!」とローソンを見る目が変わるんです。
基本そこにあるものを買うという使い方と、自分が他で買ったものを受け取る中継地として使うという使い方って、利用者の気持ちとしては、真逆のものなんですよ。
次に自分がいつこのコンビニ受取りサービスを使うかは、まだわかりません。でも、この真逆のものが、ひとつの店舗の中に同居しているというすごさ。
このサービスのすごさって、ここだと思うんですよ。
コンビニ受取りサービスって、どうしても家の近所のコンビニを利用場所として考えてしまうのですが、サードプレイスとして考 えると、もっとその利用範囲はずっと広いんです。
- ランチタイムにオフィスの近くのコンビニで荷物を受け取る
- 旅行先のホテルの近く、もしくはホテル内のコンビニで荷物を受け取る
こう考えると、コンビニでは7から10日の間、荷物をキープしておいてくれるというサービス内容が実に効果的です。
旅行前に、旅行に必要なものをアマゾンであわてて買って、出発日までに届くかどうかドキマギするぐらいなら、アマゾンから旅行先のコンビニに送り付けておいて、必要になったら、受け取りにいけばいいんですよ。
もちろん、旅先で急に必要になっても、アマゾンからコンビニに送り付けてしまえばいいわけです。これは使える。すごい。
また、ローソンに対応しているECサイトにJINSがあります。
JINS?メガネ?ECで?と思いますよね。
でも、これも一度JINSで購入して、自分の度をJINSに登録しておけば、旅先でいきなりメガネが壊れても、JINSからコンビニに自分に合った眼鏡を送り付けることができてしまいます。
これなら、旅先にスペアのメガネを持参してしなくても大丈夫です。旅先でメガネが壊れるって、意外とあるんですよね。
さてさてさて。
そろそろ終わりにしたいと思いますが、不在配達問題って、ホント社会問題なんですよ。
- 労働の無駄使い
- 資源の無駄使い
- 時間の無駄使い
ECサイトでいつでもどこでもすぐに注文できるのは、最高なことなんですが、最後の最後のところで、毎日とんでもない量の無駄 が発生しているんです。
それをECサイトや配送業者だけの責任にするのは、なんか違うと思うわけです。宅配ボックスをマンションなどに設置するのは、 その解決策のひとつでしょうし、このコンビニ受け取りサービスもこの不在配達という社会問題への解決策のひとつとなっている と思います。
でだ。
最後の最後に、このいいことだらけのコンビニ受け取りサービスを利用する際の注意点をまとめておきます。
- 注文時に配送先をローソンに指定しないと行けない
- 荷物の箱の大きさが3点の計測で100センチまでが最大
要するに、あとからコンビニ受け取りに変更できないということと、荷物サイズに上限があるということだけですね。
まあ、言われてもみれば、そりゃそうだねという内容なんですが、一応注意点として書いておきます。
ということで、自戒を込めて言いますが、ECサイトを利用するのに、コンビニ受け取りサービスというオプションを理解していないと、こりゃ意外と大損すると思った次第です。
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投稿:by いしたにまさき 2016 01 21 10:30 AM [あたらしい書斎] | 固定リンク
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