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2016.05.09

99冊目「名画裸婦感応術」横尾忠則、裸婦をネタにした優れた絵画の入門書




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あの横尾忠則さんに絵の解説をさせるという企画を実行してくれた編集者にわれわれは感謝しないといけないという感想を言うしかないほど、実は優れた絵画の入門書が、この横尾忠則さんの「名画裸婦感応術」です。

正直に言うと、このタイトルは少しいかがなものかと思ったりもしないのではないのですが、実際に裸婦の話はしているので、これは致し方ない。

Untitled

じゃあ、絵画における裸婦とはなんぞや?とか、裸婦というテーマはなんぞや?、そもそも裸婦とはなんぞか?とか、なんて話は、横尾さんはしてません。

優れた本って、得てしてそんなものですが、裸婦の話はあくまでも話のネタであり、裸婦に話を絞ったことで、むしろ絵画とは?という話が、すっと読んでいるこちら側に入ってくるわけです。

個人的には、自分ではいまいちつかめていなかったデ・クーニングという画家について、理解の糸口ぐらいは見えたのが大収穫です。

あと、横軸でダメなら縦軸で見ろぐらいのことも横尾さんは話してくれていると思います。

なので、どうも絵の見方、それが名画の見方であってもいい、がよくわからないなあという少しでも思ったことがあるのであれば、ぜひこの本はおすすめです。

名画裸婦感応術 (知恵の森文庫)
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投稿:by 2016 05 09 06:47 PM [1000冊紹介する] | 固定リンク

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