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2016.10.25
118冊目「消極性デザイン宣言」、私がカバンのデザインでやっていること #SHYHACK だった
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タイトルを見た瞬間にこれは自分のために書かれた本だ!とわかってしまう本というのが、人生で何度か幸運にもあります。
で、そんな本がこの「消極性デザイン宣言」です。
消極的デザイン
いやあ、こういう言葉を待っていたんですよ。そうなんですよ、私がカバンの設計でやっていることというのは、まさにこれなんですよ!
と本をまったく読む前から核心して、騒いでいると著者の1人である簗瀬さんからご献本いただきました。ありがたい、うれしい。
消極的な人間が消極的なまま生きていくためのデザインについてインタフェースやシステムから論じた本を同ジャンルの研究者4名とともに書きました。「消極性デザイン宣言 -消極的な人よ声を上げよ…いや、上げなくて良い」https://t.co/9UTiVjELm4
本日発売!— Yanace (@yoh7686) 2016年10月24日
著者のみなさんは、消極性研究会 SIGSHYのみなさん。この本の紹介は、以下の記事です。
・リンク: 書籍「消極性デザイン宣言 〜消極的な人よ、声を上げよ。……いや、上げなくてよい。」特設サイト - 消極性研究会 SIGSHY.
さて、こういうときは結論を急ぎますので、いきなりまとめから読みます。すると、やはりこういう記述がばっちりありました。
以下、「消極性デザイン宣言」のまとめ:シャイハックのススメからの引用です。
企業が製品をデザインするときにも、できるだけ多くの機能を盛り込むのではなく、日々の生活の中でやる気なんか出さなくても自然に使い始められるかどうかを重視するようになっていることも知りました。
さらに引用。
デザインとは、見た目を美しくすることだけではなく、工夫や仕掛けを施すハックによって人が直面している問題を解決することがその本質です。
これからの言葉も、この消極的デザインという言葉の文脈で語られるから意味が倍増するのです。
また、最後の結論がすばらしいのですが、それはさすがに本をご覧ください。私はしびれました。
よかった、おれのやってきたデザインは間違っていなかったという気持ちになれました。ホントにありがとうございます。
で!
なぜこの本の紹介を急いでいるかというと、実はこの本のイベントがあるのです。
出版記念イベントを11月4日に開催します。読者の皆さんは消極的なのでいらっしゃらないとは思いますが、念のため会場は確保してありますので消極的なご参加をお待ちしています。https://t.co/HiIdIIRqpOhttps://t.co/GIx80tBEyd
— Yanace (@yoh7686) 2016年10月24日
私はまだ行けるかどうかスケジュール的にわからないのですが、このシャイハックに興味のあるみなさんはぜひどうぞ。
いやあ、いいタイトルだなあ。
いい言葉だなあシャイハック。
▼消極性デザイン宣言 ―消極的な人よ、声を上げよ。……いや、上げなくてよい。
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投稿:by いしたにまさき 2016 10 25 11:11 AM [献本1000冊紹介する] | 固定リンク
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